I・K
研究と実務の両方ができる、 希少な環境です
Q.ITLに入社した経緯を教えてください。
修士課程で交通流シミュレーションの研究をしていて、「研究の続き」か「民間の実務」かで悩んでいました。大学研究室に残るには時間とポストの制約があり、かといって大手コンサルや企業に行くと研究とは離れてしまうのでは、という不安がありました。ITLは指導教員から紹介を受けたのですが、「自社開発シミュレーターで国家プロジェクトにも参加している会社」という説明を聞いて、即座に興味を持ちました。
Q.実際に入社してみてギャップはありましたか?
思っていた以上に「研究者として扱ってもらえる」環境でした。入社初年度から自分の名前で学会発表ができましたし、論文執筆の時間も確保してもらえました。一方で、受託解析業務のスピード感は研究室とは全く違う。納期に向けてシミュレーションを回しながら報告書を仕上げる、という実務的なプレッシャーは最初は戸惑いましたが、今では「研究×実務」の両方に鍛えられていると感じています。
シミュレーションモデルの開発と、 国家プロジェクトへの参画
Q.現在の主な仕事内容を教えてください。
大きく分けて3つあります。1つ目は自社シミュレーターSOUNDの機能拡張です。自動運転車両の行動モデルや、リアルタイムデータとの連携機能を研究・実装しています。2つ目は受託解析業務で、道路整備計画の交通影響評価や、イベント時の交通対策シミュレーションを担当します。3つ目は産学連携研究で、現在はNICTのBeyond5Gプロジェクトに参加して、通信インフラと交通シミュレーションを統合する研究を進めています。
Q.特に印象に残っているプロジェクトはありますか?
ナウキャストシミュレーションの研究が、ShonamFutureVerse(湘南のスマートシティ実証実験)に採用されたことです。自分が大学から続けてきたリアルタイムシミュレーションの研究が、実際の街のデジタルツインとして動いているという実感は、大学の研究室だけでは絶対に得られないものでした。ACM MobiSys 2024でポスター発表もできました。
1日の仕事の流れ
Daily work
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9:00
メールチェック・タスク確認
クライアントからのフィードバックや社内共有を確認。今日のシミュレーション実行スケジュールを頭に入れる。
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10:00
シミュレーション実行・データ処理
受託案件のシミュレーションをサーバーで実行。Pythonスクリプトで結果データを処理しながら、別窓でSOUNDのモデル改良コードを書く。並列作業が多い。
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12:00
昼食・社内雑談
神田周辺で同僚と昼食。研究の話や、他のプロジェクトの状況など情報交換になることも多い。
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13:00
週次プロジェクトMTG
進捗共有と課題の確認。少人数なので全員が一度に話し合える。技術的な議論になることが多く、刺激的な時間。
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14:00
論文・報告書執筆
今は学会論文の投稿締切に向けて執筆中。シミュレーション結果の考察を英語でまとめる。集中したいのでイヤホンをつけてサイレントモード。
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18:00
終業・任意の技術勉強会
週2〜3回は自主的な技術勉強会が行われる。深層学習の論文読み会やGISツールの勉強など。強制ではないが参加すると刺激になる。